猿鬼伝説

岩井戸神社のすぐ後ろにある小さな洞窟らしきもが、逃れた場所らしいのですが、現在は神社に沿って横に狭い通路を進み見ることが出来ました。夕方に訪れたのですが、薄暗い境内の中、そこだけが西日に照らされてました。「猿鬼伝説」に因んだ在所名が今でも残っており、神社の横を流れる「黒川」は猿鬼の首が斬られ、血が川を黒く濁したといわれる川で、帰り道に石碑が建っていた「一布(いちぬの)」は去る鬼を退治した神杉姫(杉神姫)が、白い布を身に纏って踊り、「岩井戸」と呼ばれる洞窟に潜んだ猿鬼をおびき出した際に、一級品の布を献上した村人に与えられた名前が「一布」でだそうです。この伝説にちなんだ地名をまた紹介します(笑)

【撮影場所 岩井戸神社 撮影日:2014年9月20日 DMC-TZ30】

猿鬼の悪行に困り果てた村人は「大幡神社」(現輪島市三井)の女神(杉神姫)に退治をたのんだそうです。その神社に行ってきました。境内にはかわった狛犬もあり、あいもかわらず変な狛犬が好きです(笑)5月に行われる大幡郷社祭では、各地(近郷9カ村)の神輿がこの大幡神社に集まり、境内で獅子舞が猿鬼退治の様子を舞うそうです。

【撮影場所 大幡神社 撮影日:2014年9月27日 DMC-TZ30】

「大西山」に三岩と呼ばれる場所があり、「猿鬼」がもともと住んでいたところだそうです。何度かたずねたのですが、たどり着けませんでしたが、今回も悪戦苦闘しましたが何とか三岩につくことが出来ました(笑)

やっと見つけた唯一のかんばん、先に進むといのしし進入防止で電線、これを自力でどかし進みました(笑)

 
【撮影場所 大西山 撮影日:2014年10月25日 DMC-TZ30 】

駒寄(コマセ)は退治に向かう神様がたが、猿鬼退治のために軍備を整え、終結した処といわれています。

【撮影場所 駒寄 撮影日:2014年10月25日 DMC-TZ30 】

当目(トウメ)は、退治されたときに猿鬼の眼に矢があたった処といわれています。

【撮影場所 当目 撮影日:2014年10月25日 DMC-TZ30 】

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この記事は「Hatena:Diary【金沢おもしろ発掘】にUPした記事を再編集してます(笑)