百万石まつり「キリコ」巡行

 第74回 金沢百万石まつり行ってきました。今年は、百万石行列の最後に「能登復興」を願い「キリコ」が参加しました。キリコばっかり追いかけて写真を撮ったので、他の行列の写真が少ないです(笑)

 「キリコ」の巡行は、能登半島地震からの復興支援と、能登の伝統文化の継承への願いを込めた特別なプログラムとして実施されました。能登半島地震で甚大な被害を受けた能登地方の復興を後押しし、また、能登に伝わる勇壮な「キリコ祭り」の文化を金沢の地で発信することを目的としていました。これにより、多くの人々に能登の現状と文化に目を向けてもらい、支援の輪を広げるきっかけとなることが期待されました。

 石川県金沢市で毎年6月の第1土曜日を含む金・土・日の3日間で開催される、金沢市最大のイベントです。加賀藩の礎を築いた藩祖・前田利家公が天正11年(1583年)に金沢城に入城した偉業を偲んで開催されます。豪華絢爛な「百万石行列」をメインに、400年以上にわたりこの地に受け継がれてきた伝統文化が賑やかに繰り広げられる、勇壮かつ華麗な祭りです。

 珠洲市の飯田高校の生徒や卒業生が中心となって参加しました。彼らは、被災地の若い世代が主体となって、能登の誇りであるキリコを担ぎ、復興への力強いメッセージを発信する役割を担いました。キリコは、金沢駅東広場の鼓門前から出発し、百万石行列のルートの一部である尾山神社前交差点まで練り歩きました。巡行中は、太鼓や笛の演奏が響き渡り、能登の祭りの熱気と力強さを金沢の街に届けました

【撮影場所 金沢市:2025年06月07日 DMC-GX8】